～に相違ない
《文法-N1/N2 Grammar》

詳しい文法解説  grammar point

▷ 「に相違ない」と「に違いない」の違い

「～に相違ない」は、「～に違いない」に言い換えることができます。「相違ない」は非常に硬い表現で、日常会話ではほとんど使われず、硬い文章やスピーチなどで使われます。

接続  formation

 V/イ形/ナ形/N（普通形）＋ に相違ない
※ナ形と名詞の非過去肯定：だ）

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例文  example sentences

・彼かれがそんなことをしたのには、何なにか深ふかい事情じじょうがあったに相違ない。
There must have been some profound reason for him to do such a thing.

・両親りょうしんを幼おさなくして失うしなったその子こを見みて、彼かれの身みにもつまされる想おもいがあったに相違ない。
Seeing the child, who had lost both parents at an early age, must have been a very painful experience for him.

・これは彼かれにとっても苦渋くじゅうの決断けつだんであったに相違ない。
This must have been a difficult decision even for him.

・一日いちにちたりとて心こころの休やすまる日ひなどなかったに相違ない。
There must have been not even a single day when his mind was at rest.

・狭せまくかび臭くさい4畳半じょうはんのこの部屋へやで、彼かれは世よの中なかに対たいする恨うらみを募つのらせていったに相違ない。
In this small, musty, four-and-a-half tatami mat room, he must have developed a growing resentment toward the world.

・それこそが彼かれの長年ながねん探さがし求もとめていたはずのものに相違ない。
That must be what he was looking for all these years.

・いくら騒さわぎ立たてたところで、権力けんりょくのない彼かれにはどうすることもできなかったに相違ない。
No matter how much he made a fuss, he must have been powerless to do anything about it.

・定吉さだきちはこんな時間じかんにやってくるのは彼かれに相違ないと思おもって、不用心ぶようじんに戸とを開あけてしまった。
Sadakichi thought it must be him coming at this hour, so he carelessly opened the door.

・一日中いちにちじゅう働はたらき詰づめで彼かれも相当そうとう疲つかれているに相違ない。
He must be very tired, having worked hard all day long.

まさおき

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